効果的な多読指導法:5つのコツ (中学生・高校生・大学生編)

By 髙瀬敦子先生

昨今、多読の効果や必要性が様々な書物や学会等で報告されて、多読を導入する学校が私立のみならず、公立でも徐々に増えてきているのは、日本の英語教育にとって喜ばしいことです。多読の効果はまず情意面に表れます。特に、英語嫌いが解消され英語に対する自信が出てきてモチベーションの向上が見られます。次に徐々に英語力が向上していきます。語学力に関しては読書スピード向上に始まり、リーデイング力、リスニング力、スピーキング力、語彙力、文法能力等が向上したという研究結果が発表されています。ところが中には多読を導入したものの余り本を読まない学習者がいる、とか、期待したほど学習者の英語力が上がらない、などと、多読に対して懐疑的な先生がいらっしゃるかもしれません。これまで様々な年齢層の学習者を学校で25年以上(個人指導は40年以上)多読指導をしてきた経験から、効果的な指導法の5つのコツを述べます。

[中学生・高校生・大学生の多読指導]