英語を学ぶから、英語を使うへ
指導・評価・実社会でのコミュニケーションをつなぎ、「憧れ」を自信に変える
国際交流や探究活動を重視する学校においては、大学入試対策だけでなく、実社会で使える英語力を育成することも重要なテーマです。
大阪府立いちりつ高等学校では、「Pearson English Journey」の考えのもとに開発されたピアソンの教材とアセスメントを活用し、英語教育において指導と評価をつなぐ取り組みを推進しています。生徒が英語を実際に使いながら学び、自身の成長を実感しながら、将来の可能性へとつなげられる学習環境づくりを進めています。
業界: 教育 所在地:日本 ソリューション: Global Scale of English (GSE)
課題
実社会で役立つ英語力の育成と進路支援の両立
国際交流や探究活動に力を入れる同校では、「実社会で通用する英語力」の育成を重視する中で、読む・書く力と同様に、聞く・話す力の強化が課題となっていました。一方で、大学入試に向けた学習との両立も欠かせません。
また、習熟度の異なる生徒一人ひとりに対応しながら、成長を実感できる環境づくりも課題でした。テストの結果だけでは、自信やコミュニケーション力の向上が見えにくく、生徒自身も学習成果を実感しづらい場面がありました。
取り組み
英語を実際に使いながら学ぶ環境を提供
同校では、学年や科目に応じてピアソンの教材を活用し、体系的な英語カリキュラムを構築しました。コミュニケーション、異文化理解、探究的な学びを組み合わせることで、英語を単に学ぶのではなく、意味のある文脈の中で活用する機会を提供しています。授業では、日本人英語教員(JTE)とネイティブ英語教員(NET)によるオールイングリッシュのティームティーチングを実施。ディスカッションやプレゼンテーション、協働的な活動を通じて、生徒が自分の意見を英語で表現する力を育んでいます。
成果
生徒自身が英語力の成長を実感
生徒は、オーストラリア研修の前後にEnglish Benchmarkを受験し、自身の成長を確認しています。結果はGlobal Scale of English(GSE)によって示されるほか、Can-Do(英語でできること)に基づくフィードバックを通じて、自身の強みや成長を振り返りながら新たな目標を設定することができます。
こうした成長の可視化は、生徒の自信と学習意欲の向上につながっています。英語を「学ぶもの」から「使うもの」へと捉える意識が育まれ、コミュニケーションのためのツール、考えを広げる手段、そして将来の可能性を広げる力として英語を位置づけるようになりました。
オーストラリア研修後の成果
+2.4
GSEスコアが平均2.4ポイント向上
+3.5
スピーキングとリスニングのGSEスコアが平均3.5ポイント向上
100%
English Benchmarkを受けた生徒の100%が「後輩に勧めたい」と回答
ピアソンの教科書とアセスメントの導入は、単なる教材変更にとどまらず、英語教育全体を見直し、質を高める契機となりました。今後は、指導と評価のさらなる一体化と、ICTを活用した個別最適化学習を進めていきます。生徒の「憧れ」を学習の大切な原動力として、成果を可視化しながら、自信と次の学びへの意欲を育てていきたいです。
大阪府立いちりつ高等学校 英語教員 辰巳 律子、Scott Talbot
「世界基準で自分の英語力がわかるのが面白い」
「結果を見るのが楽しみ」
「オーストラリア研修でどれだけ伸びたか実感できた」
大阪府立いちりつ高等学校 生徒