5 STEAMの神話が暴かれた

Sarah Hillyard
教師が生徒たちと一緒に座って本を読んでいました
所要時間: 4分間

STEAM(科学、技術、工学、芸術、数学)は、教えるべき科目の圧倒的な組み合わせのように聞こえますが、それは専門の教育者にのみ適しています。しかし、現実には、STEAMの実行はあなたが思っているよりも簡単です。ここでは、5つの一般的なSTEAMの神話とその背後にある真実を紹介します。また、生徒と一緒に試す簡単なアクティビティについても概説します。

1.STEAMには多くの時間が必要です

STEAMプロジェクトは、教室での好奇心、創造性、コラボレーションを促進しますが、準備が多く、多くの教育時間とエネルギーを必要とするという評判があります。

しかし、STEAMのメリットを最大限に引き出すためには、丸1ヶ月にわたる本格的なプロジェクトを計画する必要はありません。実際、STEAMのレッスンを1つだけシラバスに組み込むこともできます。または、レッスンに1回限りの10分間のSTEAMチャレンジが含まれている場合があります。

ここでは、あなたのクラスが参加できる簡単で準備の少ない課題をいくつか紹介します。

10分間のSTEAMチャレンジ:

  • 冬のユニット:紙コップを使って雪だるまをどれくらいの高さに作ることができますか?
  • 形のテーマ:5つのつまようじを使用して、五角形、2つの三角形、アルファベットの文字を作成します。
  • バグプロジェクト:対称的な蝶を作成できますか?

2.STEAMを行うには高級材料が必要です

最大の誤解はテクノロジーに関するものです。STEAMについて考えるとき、STEAMをうまく教えるにはアプリ、コンピューター、タブレット、ロボットが必要だと想像するかもしれません。確かに、広範な供給リスト、高価な機器、プログラミングとロボット工学の知識を含むSTEAMの課題がそこにあることは事実です。

しかし、実際には、必要なものはすべてすでに揃っているはずです。テクノロジーは高価で複雑である必要はありません。それは、単純な非電子的なツールや機械を指すこともあります。たとえば、漏斗、計量カップ、ドライバーを考えてみてください。低コストの通常の教室や家庭用品、学習者の家族が寄付できるリサイクル可能な材料を使用できます。トイレットペーパーロールや段ボール箱は、STEAMで大人気の商品です。

ここでは、ローテクなアクティビティをご紹介します。

段ボールとハサミを使って工学、芸術、数学を組み合わせましょう

この課題は、段ボールだけを使って キュビズム風 の3D自画像彫刻を作成することです。まず、いくつかのキュビズムの肖像画を観察して分析することにより、顔の一部について教えます(たとえば、ジョルジュ・ブラックとパブロ・ピカソを探索します)。次に、生徒に段ボールの形を切り抜いてスリットを入れてもらい、一緒に取り付けます。彼らは、スリットを使ってピースをはめ込み、最終製品が自立するようにすることで、自画像の彫刻を作成します。自画像を飾り、それについて語ります。

3.STEAMは年長の学習者を対象としています

幼い子供たちは自然に自分の周りの世界に興味を持ち、STEAM体験は人生の非常に早い時期に始まります。彼らは、科学者と同じように、自分の感覚で探求し、世界についての仮説を検証します。彼らの遊びの多くは、レゴ®ブロックで家を建てるなど、エンジニアリングスキルに基づいています。彼らは、細かい運動能力と非電子技術に対する認識を発達させながら、ツールの操作を学びます。彼らはドラマチックな遊びをし、アートに従事しながら手を絵の具でいっぱいにすることを楽しんでいます。彼らは、サイズ(大小のおもちゃ)、物の量、さらには赤ちゃんがまだお腹が空いているときに「もっと」という言葉を使い始めるなど、非常に早い段階で数学の概念について学びます。

この簡単なSTEAM実験をチェックして、植物とそのニーズについて学びましょう。

植物はどのように食べたり飲んだりしますか?

鍋に水と食用染料を入れてもらいます。白い花を水に入れます。生徒に何が起こるかを推測してもらいます。

数日後、生徒は自分の花をチェックして、色がどのように変わったかを観察してください。その後、結果を記録する必要があります。実験を拡張して、花を2色にできるかどうか尋ねます。

English Code Student's Bookの例

4. STEAMを教えるには専門家でなければなりません

先生方 STEAMを教えるには、これらすべての分野の専門知識が必要であると広く信じられています。実際には、課題の背後にある概念とプロセスに関する基本的な知識は理想的ですが、何を教えるのが快適だと感じるかを決めるのはあなた次第です。

本当に重要なのは、学習者がSTEAMの背後にあるスキル、つまりコラボレーション、批判的思考、創造性、探究心を習得することです。教師は専門家ではなく、学習と発見を促進する必要があります。 

これを示す簡単なアクティビティを次に示します。

スロープの建設

このアクティビティでは、生徒はスロープを作り、おもちゃがどのように転がったり滑り落ちたりするかをテストします。このアクティビティは、次の分野をカバーしています。

  • 物理学:安定した構造と動く物体の作成に関与する科学
  • テクノロジー:物体を動かすことができるシンプルな機械を使用
  • エンジニアリングと設計:結果を達成するための構造の計画と構築
  • 数学:距離と数についての推論

このランプチャレンジについては、次回のSTEAMブログ(近日公開予定)で詳細はこちらしてください。 

5. STEAMを教えるか、カリキュラムを教えるかのどちらかです

一部の教師は、STEAMを行うために通常のレッスンを教えるのをやめなければならないと考えています。しかし、そうではありません。課題を、教える予定のテーマや作業単位と結びつけ、それらを統合する方法を考えることが重要です。STEAMは、識字プログラム、マインドフルネスプログラム、またはあなたが教えている他のものと共存できます。 

次に例を示します。

シャドウプロジェクタープロジェクト

宇宙と惑星の単元を教えている場合は、シャドウプロジェクターを作成してください。 

生徒に段ボールのチューブの一端を厚手の透明テープで覆ってもらいます。次に、油性マーカーでテープに星、惑星、太陽、または月を描きます。次に、暗い教室のチューブを通して懐中電灯を照らし、夜空を説明してもらいます。彼らは、光源を動かして空のアイテムを大きくしたり小さくしたりする方法を探求することができます。  

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    とくに、話す力や書く力は客観的に評価することが難しく、講師の経験や判断に頼る場面もあります。児童の成長を適切に把握し、保護者とも共有していくためには、評価の質を保ちながら、現場の負担にならないように継続的に活用できる仕組みを取り入れることが大切です。

    本記事では、英語4技能が重要視される背景や、評価に関する現場の課題を整理します。その上で、採点業務の負担を軽減しながら客観的に評価する仕組みと、その実践を支援するピアソンのアセスメントツール「English Benchmark - Young Learners(EBYL)」について解説します。

    英語4技能とは?なぜ現在の英語教育で重要視されているのか

    はじめに、英語4技能の基本的な定義と、日本の英語教育で英語4技能が重要視されるようになった背景を整理します。

    英語4技能の定義とそれぞれの役割

    英語4技能とは、「聞く(Listening)」「読む(Reading)」「話す(Speaking)」「書く(Writing)」という4つの言語技能を指します。

    「聞く」と「読む」は英語の情報を理解し、取り入れるためのインプット技能です。学習の初期段階では、このインプットを通じて語彙や表現、文法などの知識を身につけていきます。

    一方、「話す」と「書く」は、身につけた知識を活用して自分の考えや情報を伝えるアウトプット技能です。4技能は相互に関わりながら伸びていくため、バランスよく育成することが重要です。

    学習指導要領の改訂と英語教育を取り巻く環境の変化

    4技能が重要視される背景には、学習指導要領の改訂や入試制度の変化があります。従来は「読む」と「書く」を中心とした学習が主流でしたが、グローバル化が進む現在、実際に英語を使って考えや情報を伝え合う力の重要性が高まっています。

    こうした流れを受け、小学校3・4年生では新学習指導要領のもとで「外国語活動」が、小学校5・6年生では「外国語」が導入されました。中学校以降でも、4技能を活用した実践的なコミュニケーション能力の育成が重視されるようになっています。

    4技能をバランスよく伸ばすことの意義

    4技能をバランスよく育成することは、実践的なコミュニケーション力を伸ばす上で重要です。

    とくに小学生の時期は、英語の音や表現に親しみやすい期間でもあります。「聞く」と「話す」を中心に英語に触れる経験を積みながら、「読む」と「書く」を段階的に取り入れることで、4技能をバランスよく育成できます。

    英語4技能「話す」と「書く」の評価が現場の壁になる理由

    英語4技能をバランスよく育成する重要性は、広く認識されています。一方、指導現場ではアウトプット技能である「話す」と「書く」の評価に難しさを感じているスクール・塾も少なくありません。

    「話す」と「書く」の評価は観点が多く、一貫性を保つことが難しい

    インプット技能である「聞く」と「読む」は、比較的正答が明確であるため、選択問題などを通じて評価しやすい特徴があります。また、自動採点システムの活用も比較的容易です。

    一方で、「話す」「書く」は、語彙や文法の正確さだけでなく、発音や流暢さ、内容の適切さなど複数の観点から評価する必要があります。そのため、講師によって評価が異ならないよう、一貫性を確保することが課題となります。

    採点やフィードバックに多くの時間と労力を要する

    もうひとつの課題が、「話す」「書く」の評価やフィードバックにかかる業務負担の重さです。インプット技能のテストと異なり、アウトプット技能では児童一人ひとりの発話や記述内容を確認する必要があり、評価には一定の時間と労力を要します。

    また、単に誤りを指摘するだけでなく、「どのように表現するとより伝わりやすくなるか」といった個々の学習者に応じたフィードバックも求められるため、授業準備や保護者対応などさまざまな業務を担う講師にとっては、継続的に質の高い評価やフィードバックを行うことが難しいケースも少なくないでしょう。

    「話す」と「書く」の客観的評価に必要な仕組み

    適切に評価するためには、評価の観点や基準を明確にし、一貫性を持って運用できる仕組みを整えることが大切です。

    明確な評価基準を設ける

    客観的な評価を行うための第一歩は、明確な評価基準の策定です。具体的には、学習者の到達度を複数の観点から捉えられるよう、評価項目や基準を整理していきます。

    例えばスピーキングであれば、語彙・文法・発音・流暢さなどの観点を明確に定義することで、より一貫した評価につながります。

    評価の観点を共有し、継続的に見直す

    評価基準を整えるだけでなく、それを正しく運用する体制づくりも欠かせません。同じ基準を用いても、講師によって評価の観点や解釈が異なることがあるためです。

    そのため、定期的に評価事例を共有し認識を合わせることで、教室全体として一貫性のある評価を行いやすくなります。

    評価の一貫性を支え、採点負担を軽減するアセスメントツールEnglish Benchmark - Young Learners(EBYL)を導入するメリット

    評価基準を整えても、それを継続的に運用することは講師にとって大きな負担となる場合もあります。その解決の選択肢のひとつが、英語アセスメントツール「English Benchmark - Young Learners(EBYL)」です。

    国際基準に基づいた客観的評価を活用できる

    EBYLの特長のひとつは、国際的な基準に基づいた評価を活用できることです。言語運用能力の国際的な指標CEFRに準拠して、さらに細分化する形でピアソンが開発した「Global Scale of English(GSE)」で、英語力を詳細に把握できます。

    また、客観的なデータをもとに、現在の習熟度や今後伸ばしていくべき領域が明確になるため、指導計画の検討や保護者とのコミュニケーションにも役立ちます。

    システム化による評価の均一化と採点負担を軽減できる

    EBYLは、AIを活用した自動採点システムを採用しています。とくに評価が難しいとされるスピーキングやライティングを含め、英語4技能すべてを共通の基準で評価することが可能です。

    こうした仕組みの活用は、評価の観点を一定に保ちやすくなるだけでなく、発話内容の確認や添削にかかっていた講師の負担を軽減できます。

    学習者へのサポートや指導に注力できる

    評価にかかる業務を効率化できれば、その分の時間を学習者のフォローやレッスン準備に活用できます。

    例えば、学習状況に応じた個別の声かけや学習アドバイス、保護者とのコミュニケーションなど、人だからこそ提供できる支援により多くの時間を使えるようになります。

    小学生の4技能評価に適した仕組みの選び方

    アセスメントツールを導入する際、対象が小学生であることを踏まえて検討することが大切です。ここでは、児童の特性を考慮した際に確認しておきたいポイントを解説します。

    児童が前向きに取り組めるか

    EBYLは、タブレットやパソコンを使ってゲーム感覚で取り組めます。また、合否判定を目的とせず、「今、英語で何ができるか」を確認できるため、児童もプレッシャーを感じずに前向きに受験しやすい設計です。

    保護者に学習成果を分かりやすく可視化できるか

    英会話スクール・英語塾に通う児童の保護者は、子どもがどのように成長しているのかを知りたいと考えています。とくに「話す」と「書く」は数値化しづらい技能でもあるため、成長の様子をわかりやすく共有できる仕組みがあるかは重要なポイントです。

    EBYLは、受験後にGSEスコアに加えて、「今どのようなことができるのか」「次にどのような力を伸ばしていくのか」を具体的に示すレポートが提供されます。学習の成果や成長の過程を客観的に共有できるため、保護者面談や日々のコミュニケーションも行いやすくなります。家庭と教室が共通の理解を持ちながら、学習者の継続的な成長を支えやすくなるでしょう。

    まとめ|客観的な4技能評価の仕組みで、より良い指導と効率化を実現する

    現在の英語教育では、4技能をバランスよく育成することが重視されています。一方で、「話す」「書く」といったアウトプット技能は評価の観点が多く、学習者一人ひとりの成長を継続的に把握することの難しさを感じている教室も少なくありません。

    こうした課題に対応するためには、共通の基準に沿って学習者の成長を捉えられる仕組みを取り入れることが大切です。AIを活用したアセスメントツールの導入によって、評価の一貫性を保ちながら採点負担を軽減し、講師は学習者への指導やサポートにより注力しやすくなります。

    ピアソンでは、児童の英語4技能を世界基準に基づいて評価できるEBYLをはじめ、小学生の英語学習を支援する教材やアセスメントを提供しています。客観的な評価の仕組みづくりと指導の効率化・質の向上を実現したい方は、ぜひこちらをご覧ください。

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